やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

トイレットペーパーを求めて

昨日、お母さん達とのランチの時に「トイレットペーパーがどこでも品切れしていて、家のペーパーの在庫がそろそろヤバい」という話をしたら、「薬局の開店前に並んでおかないと最近は買えないよ」と聞いたので、今日は上の子達を幼稚園に送ったあと、10時開店の薬局に9時半に車で出掛けた。するとすでに店の前に50人以上の人間が並んでいる。これはもしかして買えないかな……と不安に思いつつも並んでいたら、開店時間の10分前に店員が出て来て「本日、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、紙おむつは入荷しません」とアナウンスされたのでさっさと列から離れ、急いで別の薬局に向かう。
そちらの薬局にも30人近い行列が出来ていた。ちょうど開店したので店内に入るとトイレットペーパーの棚は空で、どうやらここでも入荷が無かったらしい。そこで今度は近くのホームセンターへ向かった。
駐車場に車を入れていると、トイレットペーパーや箱ティッシュを大量に手にした家族連れ(一家族1点までという売り方なので家族総出で買いに来るのだろう。別々にレジに並べばバレないし)が出て来たところだった。ここには入荷したらしい。車を停めて次女をおんぶして小走りで売場に向かったが、自分が着いた時には棚が空になっていた。レジにはトイレットペーパーを手にした幸せそうな家族連れが並んでる。負け犬のような気分だった。
諦めきれず、そのあと駅前の薬局やスーパーを全て回ってみたが、どこも品切れだった。疲れ切ってマックで次女と昼食済ませたあと、帰ろうとしたらさっきはトイレットペーパーも箱ティッシュも売り切れていた薬局の前に物流のトラックが停まっている。タイミング良くたった今入荷したらしい。20分以上レジに並ぶことになったが、ここでようやくトイレットペーパーと箱ティッシュを買うことが出来た。
帰宅後、ヤングジャンプで『犯撃少女キリエ』を連載中の菅原県さんhttp://ameblo.jp/suga-ken/から「トイレットペーパー買えました? 良かったら家の分けましょうか?」というメールが届いた。最近自分が「トイレットペーパーがどこにも売ってない」とTwitterで愚痴っていたので心配してくださったのだ。何と親切な方だろう。「お気遣いありがとうございます。今日無事買えました!」と返信しておく。
今日は夕方から夜にかけて停電だった。夕食はカセットコンロで焼きそばを作って食べた。牛人間は停電が終わった19時に帰宅。風呂と寝かしつけのあとパトリス・ルコントの『ぼくの大切なともだち

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という友達が一人もいない男が主人公の映画を観て、友達の少ない自分は結構なダメージを受ける。まあ数が多いから良いという訳でもないんだろうけど。