やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

十和田市現代美術館へ

7時起床。ご飯に味噌汁、キャベツと卵とウインナーの炒め物、ひじき煮、焼き鮭、たらこ、長芋、海苔といった旅館の朝食のような朝食。実家に帰ってから着々と体重が増えているのだが、ついご飯をお代わりしてしまう。

食後はメルマガを書いて身支度し、9時前に車で家を出る。今日は家族で、まだ一度も行ったことのなかった《十和田市現代美術館》に出かけた。

towadaartcenter.com

みちのく有料道路のETCが工事中でレーンが一箇所しか空いておらず、そのせいで渋滞していて通常1時間のところが1時間半以上も掛かった。11時前に美術館に到着し、まずは屋内の展示を見る。大きなおばさんや、前に六本木ヒルズの美術展でも見たことがある塩田千春の赤い糸を張り巡らせた作品など、心の動くものがたくさん見られた。

特に自分が好きだったのは《ロケーション(5)》という暗闇のダイナーから高速道路を眺める作品で、作品の意図は解説を読んでもよく分からなかったが、ずっとそこにいたいと思えた。

企画展も手話で夫婦喧嘩する映像作品など色々と面白く、本当ならもっと時間を掛けて見たいくらいだったが、帰りの時間も考えて13時過ぎに一旦外に出る。屋外の展示の前で記念写真を撮ったりしながらしばらく歩き、《すぱげ亭》というスパゲッティ屋さんへ。それぞれ好きなスパゲッティ(自分はうにミックスにした)とバラ焼きピザを頼んで取り分けて食べる。とても美味しかった。

そのあと、美術館に戻りながら通りにあった酒屋さんで奥入瀬クラフトビールを買っていく。まだ見ていなかった屋外の展示と、《建物―ブエノスアイレス》という展示(地面と水平になった建物の壁面の上に斜めに鏡が張ってあり、壁をよじ登ったりベランダからベランダに飛び移ったりするように演じることができる)で遊んで帰る。

15時過ぎに美術館を出て、車で20分ほどのところにある道の駅《奥入瀬ろまんパーク》へ。お土産を買ってりんごのソフトクリームを食べたあとは自分が夫と運転を代わり、奥入瀬渓流沿いの国道102号から蔦温泉、八甲田へと抜ける道を進む。自分は地元なので何度か奥入瀬には来ているが、夫や子供達は初めてで、まだ雪が残る奥入瀬渓流や山の景色に歓声を上げていた。

先日行った雲谷スキー場を経由して市街地へ。帰宅したのは17時だった。順番にお風呂に入ったあと、春の甲子園仙台育英報徳学園の試合を観ながら焼いたニシンや刺身、ナスの炒め物などの夕食。惜しくも仙台育英が負けてしまったが凄い接戦で、決着がつくまでしばらく箸が止まっていた。

その後は『密着警察24時』や『水曜日のダウンタウン』を観ながら奥入瀬クラフトビールを飲み、妹や子供達とYouTubeでプロレスラーの動画を見て23時半就寝。

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