やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

伯父の葬儀に参列

先週は実家の青森に帰省していたのだが、その最終日の3/31の夜に、伯父が亡くなったという知らせが届いた。その時点で葬儀の日程は決まっておらず、息子の大学の入学式もあったため一度横浜に戻ったあと、再び4/5に青森に帰ることになった。

行きの新幹線で食べたお弁当。

6時起床。父は6時前には起きて準備をしていて、6時半に先に出掛けていった。母と妹達とで昨日の夕飯の残りで簡単に朝食を済ませたあと、身支度をして妹の車で7時過ぎに家を出る。

葬祭ホールに着き、安置所の伯父のところへ。喪主の従弟と伯母さんにお悔やみを述べ、お線香を上げたあと伯父の顔を見せてもらう。昨年、病気で倒れて自宅療養しているとは聞いたのだが、すぐに亡くなるような病気だとは思っていなかった。突然のことで、そうして会ってもなかなか実感が湧かない。やつれてはおらず、安らかな顔で、眠っているように見えた。

自分と同じく神奈川に住む従姉達も到着し、棺に封をする帯に叔父へのメッセージを書いたりしつつ近況を報告し合う。子供の受験のことなど話しているところへお坊さんが到着し、読経が始まった。

お経を上げてもらったあと、みんなで棺に花を入れてから出棺となる。棺を載せた霊柩車を見送り、それぞれ車に乗り合わせて火葬場へ向かった。焼香をして、火葬炉の前で最後のお別れをする。子供の頃、可愛がってもらったことを思い出しながらお礼を伝えた。

控室で火葬が終わるのを待ちつつ、久し振りに顔を合わせた叔母や従姉達と話をする。お互いの地元の話や子供の話(この時に初めて知ったが、神奈川に住む従姉の娘さんが息子と同じ大学に通っていて、現在2年生とのことだった)、ペットのことなど、色々な話をした。

1時間半ほどして職員の人が呼びに来て、みんなでお骨を拾う。それから再び葬祭ホールに戻り、軽いお昼ご飯を食べつつ話をした。参列する遠方の親戚も到着し、13時から葬儀が始まった。

父方は曹洞宗なのだが、これまでの葬儀ではあまり見たことのないシンバルのような音具を鳴らしたりとお経が賑やかで、そして長かった。ついウトウトしかけたところで大音量でシンバルが鳴り、そこでビクッとなって目を覚ます。真言宗の夫の実家の法事で聞いたことのあるお経もあり、どんな繋がりがあるのだろうと気になった。

葬儀のあとに取越法要をして、全部終わったのは14時半頃だった。喪主と伯母さん、親戚達に挨拶をしてホールを出て実家に戻ったあと、香典返しのコーヒーとバウムクーヘンで一休みする。そのあと、自分と妹達とで夕飯の買い物に出る。

散歩がてら、少し遠回りして自分達の通った中学校を見に行った。ちょうど下校の時間だったようで、大きめサイズの制服を着た新一年生が連れ立って歩いていて微笑ましかった。運動会の直前に所属していたグループで仲間外れにされて一人で中庭でお弁当を食べたことなど、思い出したくもない記憶を蘇らせながら敷地の周りを歩いて戻る。

スーパーの食品売場でお酒や惣菜を買って帰宅。順番にシャワーを浴びたあと、おかずの残りとニシンを焼いたのと、買ってきたイカメンチや餃子や焼き鳥などの惣菜で夕食にする。ビールを飲みつつ伯父のことや両親の子供時代のこと、祖父母のことなど遅くまで話した。0時半就寝。

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