やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

締切を1年間違える

5時10分起床。お弁当を作って娘達を起こし、玄関前のモッコウバラの伐採した枝をまとめてゴミ捨てしてからランニングへ。昨晩の『深夜の馬鹿力』を聴きながら、いつものコースで2.6km走ってくる。

戻ってきて学校のプリントと郵便物の整理をして息子を起こし、日記とメルマガを書いて洗濯と朝食。そのあとはアイスコーヒーを淹れて仕事を始める。

昨日に続き、来月書く予定の短編のプロット。まだ中盤以降が何も浮かんでいないので、アイデアを書き込んだノートを眺めながら繋がる断片を探す。

昼にテレワークの夫に誘われてなか卯で昼食。鶏天すだちおろしうどん(小)を食べたあと、スーパーと薬局で買い物してくる。帰宅後はまた仕事に戻り、プロットを考える。

15時くらいにメインのトリックが浮かび、実際に使えるか調べ物をして、なんとかなりそうだと分かったのでWordで清書を始める。そこからは集中して、夕飯の支度をした以外は休憩無しで書き続け、20時に原稿用紙20枚のプロットが完成。見直して編集さんに送る。

メールの返信をしてから遅い夕食。今日はモウカザメのムニエルにした。今月締切の仕事を全部終わらせた打ち上げに発泡酒を飲みつつTverで『水曜日のダウンタウン』を観ていたところに、先ほどプロットを送った編集さんからメールが届いた。

なんと自分が来月締切だと思っていたこの短編、締切は2024年の7月だったのだ。依頼をもらったのが昨年のことで、確かに企画書にも編集さんのメールにもはっきり2024年と書かれているのだが、数字に弱い上にそこまで先の仕事を受けたという経験があまり無く、いつの間にか今年書くものだと思い込んでいた。

編集さんに平謝りの返信をしたあと、エージェントさんにも勘違いを報告する。幸いというか救いだったのは、来月以降、別の仕事が重なって夏までのスケジュールが相当きついことになっていたので、この短編を書くのが先になるなら、自分としてはとても助かるのだ。その点では気が楽になりながらも、心底驚いた出来事だった。0時就寝。

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