やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

初めて物件を案内してもらった

午前中にハナマサドンキホーテに行く。帰宅途中、牛人間が以前不動産屋の案内で見たという1200万円の中古の家を見に行った。崖の中腹に空中庭園みたいに建っている家だった。
昼食後、ネットで物件を見に行くに当たってどういうところに注意して見れば良いのかなどを調べるが、良いサイトが見つからなかった。本を買わないといけないようだ。
2時半、不動産屋の営業が車で迎えに来たので息子と娘を連れて4人で出掛ける。営業は40代くらいの男で、車を発進させていきなり「完璧な物件というのはなかなか無いですよ」と言った。この人は、仮にKさんとしておくが、基本的に建物のデメリットを先に言う人だった。
1件目は築20年の汚い中古物件で、床が傾いていて、そこの家の高校生の娘が自室(汚部屋)でウサギを飼っていた。更に脱衣所の床がふやけていて風呂のタイルがカビだらけで、絶対に買いたくなかった。2380万円。
2件目は新築。2880万円。駐車場が坂になっている上に隣の人と共有で停めにくい。自分や牛人間はあまり気にしないが家のそばがバイパスなのでうるさいかもしれない。庭は無いがバイパスとの境目が公団所有の空き地で、近所の人が勝手に庭として使っているらしかった。新築でこの値段はかなり良いと思う。
3件目は築10年の中古。年寄り夫婦が住んでいてキレイだが近くに買い物出来る場所がなく不便そうだった。しかし駐車場は停めやすく大きい道路からも近い。2880万円で、キレイとは言っても新築に比べると見劣りするが、自分達には手ごろかな、という感じ。
多分これが一番売りたかった物件と思われた。見せる順番も考えてるんだろうなあ。Kさん。
風呂入ってから本屋に行き『買っていい家わるい家。』という本を買って来た。これはなかなか勉強になる本だった。息子寝せてからネットで今日見た物件の周辺地図を見たり、他の物件を観たりする。何件か気になる物件があったのでメールで問い合わせをしておいた。