やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

運動会と久々の大揺れ


今日は小学校の運動会なので、5時40分に起きて弁当を作る。

応援していると日差しにやられて弱っていくほどの良い天気だった。
午前中は低学年のリレーがあり、今回、初めてうちの次女が選手として出た。次女はバトンを受け取る時に思い切り落としていたが、後ろの別のチームの走者と大分差があったおかげで抜かれることなく次の人にバトンを渡すことができた。自分の子供がリレーの選手に決まった時は嬉しかったが、応援する親の立場って実は結構心臓に悪い。
昼食の時、慰めるつもりで「バトン落としちゃったね」と切り出したところ、次女は「バトン落としたのに抜かれなかったんだよ? 凄くない!?」とむしろ自慢してきて、気づかったことを後悔した。どこまでポジティブな人なんだろう。
午後は高学年の騎馬戦や組体操があり、足は遅いが体が軽い息子は組体操でてっぺんに立ったりとそれなりに活躍していた。体は軽いが動きは鈍いので騎馬戦では馬の方を担当していたのだが、この騎馬戦に出ていた6年生の男子が凄かった。自分のチームがことごとく帽子を取られて最後の一人になってしまい、相手チーム5人に囲まれたところから、次々に敵5人の帽子を奪って最終的に一人勝ちしてしまったのだ。あの男子は今後80年くらいはモテ続けると思う。
午後の競技の最後は高学年のリレーだった。4年生の長女はリレーの補欠に選ばれてずっと練習に参加していたが、棄権した子はいなかったので普通に応援席で応援していた。親の立場からすると、どんな気持ちで座っているんだろうと、ちょっと切なかった。
主にビデオカメラの方で撮っていたのであまり写真が残っていない。


徒競走は大体同じ足の速さの子と並んで走るため、せっかく足が速いはずの長女と次女は3位と4位だった。息子はいつも通りビリだった上にゴールの時に人の頭がカメラの前を通ったのでちゃんとした写真がなかった。
閉会式のあとは家に帰って昼からビールを飲みながらゴロゴロ漫画を読む。疲れを知らない子供達は夕方まで友達と遊んでいた。
夕食は近くの回転寿司で済ませて、風呂に入って再びビールを飲みだしたところに大きくて長い地震がきて驚く。震源の深さが何かの間違いじゃないかと思うくらい深かったが、それでなぜあんなに揺れたんだろう。子供達をテーブルの下に押し込んだのは久しぶりだった。