やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

お仕事とお月見と

もし本当に(まだ疑っている)週刊連載を始めることになったら、今より速くたくさんの仕事をしなくてはいけない。ということで、仕事のスピードを上げる訓練を始めた。
自分の場合、集中して作業できるのは朝起きてから子供を起こすまでと、夫と子供が家を出てから子供が帰ってくるまでの時間帯なので、ここの仕事の密度を上げることが大切だと考えた。
なので昨日は朝5時に起きて子供を起こす6時50分まで集中してシナリオを書き、家族が家を出たあと、夕飯の買い物に出かける11時まで、また集中して書いた。そして買い物と夕飯の下ごしらえと昼食を済ませてから子供が帰る15時まで集中して書き、漫画原稿にして36ページのボリュームのシナリオを(粗い部分はあるが)ほぼラストまで書き上げた。
これまで22ページの「あいの結婚相談所」のシナリオは3日間かけてのんびり書いていたが、《スピードと集中》を意識して仕事をすると、大分能率アップができるようだ。
そして今日も5時に起きて、昨日と同じ時間帯で見直しと加筆の作業を集中して行う。結果として、36ページのシナリオは2日で仕上げられた。プロットは1日で作ったので、アイデアさえ出ていれば週刊連載のペースで仕事をすることは充分可能だと思われる。
週刊ペースでアイデアが出せるのか、という不安はあるが、「あいの…」は1週間あれば大体1エピソード分のアイデアを作ることができた。週刊連載は1エピソードを2話(長ければ3話)に分けて描くことになるので、その点も多分大丈夫だろう。
他の新連載の企画も進めていきたいので、週刊連載が始まるまでにこの「仕事の密度を上げる訓練」を続けて、量産できる作家を目指して頑張ろうと思う。
今日は十五夜ということで、夕食は秋らしくチキンマカロニグラタンを作った。それと人参、キャベツ、家庭菜園のプランターから収穫した枝豆とミニトマトのサラダ。枝豆は時短のためにとスチーマーを使ったら加熱し過ぎたようで、半分近くが小さく縮んでしまった。これからは横着せずちゃんと茹でよう。

食後は子供達と月を見たあと、買ってあった月見団子とマスカットを食べてお月見終了。

恐怖箱 怪談恐山 (竹書房文庫)

恐怖箱 怪談恐山 (竹書房文庫)

子供が寝たあとは『怪談恐山』を読みながらワインを飲んで寝た。