やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

夜桜を見る

5時20分起床。今年度最後の弁当を作り、今年度最後の登校日の高1息子を起こす。娘達は自分で起きてきた。息子と中2次女は登校。中3長女は友達と遊びに行くとのことで午前中から出かけた。

メルマガを書いてから洗面所の掃除をして筋トレ。洗濯と朝食を済ませ、コーヒーを淹れてClubhouseの朝会で今日の目標を報告し、仕事を始める。

書き下ろし長編の原稿。午前中に2枚書き進めてからジムへ。最近柔道の稽古を再開したせいか、走るのがあまり苦しくなくなった。

昼食は子供達がいないので夫と外食。近所の焼肉屋でランチセットを食べた。買い物して帰宅し、仕事を再開しようとしたところで古賀稔彦さんが亡くなったことを知る。

しばらく呆然とニュースを見ていた。去年、ベトナムの道場に古賀先生が正体を隠して入門し、柔道の稽古をするというバラエティ番組を子供達と観た。ちょうど緊急事態宣言で柔道が出来なくなった時期で、テレビで古賀先生が柔道をするところを観られたのが嬉しかった。

次女は神奈川県の大会に出るたびにしょっちゅう古賀塾の子に負けて悔しかったが、試合会場で古賀先生を見ると「古賀選手と同じ空間にいる」と、なんだかそれだけで得した気持ちになった。

あまりに突然で、悲しくて残念で、力が入らなくなる。だけどそれを理由に仕事をしないのは嫌だったので、無理矢理原稿を書いた。

15時頃、昔仕事をさせてもらった漫画の編集さんから久々に電話があった。去年、企画をやらないかと声をかけてもらって、そろそろどうかという打診だったのだが、去年より忙しくなってしまったのでまだ難しそうだと返事をする。申し訳なかったが、編集さんは「忙しいのは良いことだから」と気にしていないふうで、小説の仕事を頑張るよう励ましてくれた。

夕方までパソコンに向かい、どうにか12枚書いてトータルで234枚になった。ここで第三章が終わり、一区切りついた感じだ。日記を書いて帳簿をつけてから夕飯の支度。今日は鶏の照り焼きを作った。

夕食を軽めに食べて、夜に夫と二人で近所の老人ホームの敷地にある桜を見に行った。

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花を見上げながら焼き鳥をつまみにビールを飲みつつ、古賀先生のことや子供達のこと、将来のことなど話す。帰宅してこたつに入ってワインを飲みながら『はしっこアンサンブル』の6巻を読み、夫とまた昔のアニメのことや家族のことなど話して0時過ぎ就寝。

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