やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

再校ゲラ赤入れ中

5時50分起床。久し振りというか高校生になって初の試合に出る高1長女を起こす。メルマガを書いて長女を送り出したあと、いつもより遅い時間にランニングへ。少しだけ長めのコースで2.7km走ってくる。

洗濯して朝食を済ませたあと布団を干し、コーヒーを淹れて仕事。『マザー・マーダー』の再校ゲラの赤入れをする。1時間ほど作業したところで夫と高2息子と3人で近所の遊歩道に出かけ、昨日の懇談会で聞いた今後の勉強の進め方や進路について話しながら散歩してきた。

帰宅して昼食に夫の作ったチャーハンを食べたあと、中2次女は友達と遊びに出かけ、入れ違いに午前で試合を終えた長女が帰ってくる。試合はトーナメント制で、一回戦だけ勝てたとのこと。

横浜は公立高校で柔道部がある学校が少なく、長女の対戦相手も私立の強い高校だったので正直勝てると思わなかった。感染防止のため保護者は入場できず、試合が見れなかったのは残念だが嬉しかった。長女は二回戦でほとんど組手を取らせてもらえずに負けたのが悔しかったようで、今後は組手の練習をするとやる気になっていた。

布団を取り込んでから赤入れの続きを15時までやって、スーパーと薬局で買い物したあと次女と長女が試合で買ったお祝いにケーキを買ってくる。

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弁当のおかずの準備をしてから再び仕事に戻り、夕飯の時間まで作業。今日は全251ページの41ページ目まで。

再校の校正さん、矛盾点だけでなく文章の甘いところや浮いている表現まで拾ってくれていて、物凄く心強い。自分は割と背伸びして上手な文章になるように小説を書いている(この日記の文体と読み比べれば分かってもらえると思う)ので、油断したり知識がなかったりで時々、本来の下手な文章が出現してしまうのだ。新潮社の校閲さんにも同じような頼もしさを感じたが、赤入れをしながら勉強させてもらっている感じだ。

夕食は夫が牛丼を作ってくれた。食後は過去のアイデアノートの内容をメモアプリに書き写して整理する作業を少し進める。そのあとはみんなでケーキを食べて、『週刊文春WOMAN』秋号の辻村深月先生の対談の記事と乃南アサ先生の『風の墓碑銘』を読み23時就寝。

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