やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

今年初の原稿を書き上げる

5時20分に起きて弁当を作り、子供達を起こしてメルマガを書く。学校のプリントを片づけたあと、筋トレして洗濯と朝食。コーヒーを淹れてから仕事を始める。

今書いている連作短編の連載の第2話。医療現場のシーンがあり、自分で調べても分からなかった部分を確認するため、元看護師の実家の母に電話をした。病院の●●について教えてほしい、と尋ねると、すぐに「病院の規模は?」と返ってくる。確かに病院の規模によって仕事の内容やスタッフの配置が全然違うらしいので、まずそこを最初に確認してくるあたりが我が母ながら《出来る人》だと思う。母には『バカレイドッグス』シリーズでも何かとお世話になった。 

母に取材したことにより、自分の記述があまり現実的じゃなかったことが分かり、その修正をしつつ推敲をしていく。

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昼食はインスタントのグリーンカレーヌードル。食後、歩いて近所のスーパーまで行き、買い物してくる。

午後も延々と推敲しながら加筆と修正。心理描写が足りなかった部分、丁寧にしたことでキャラクターが深く、強くなった。それからラストもより説得力のあるシーンにできて、いい作品に仕上がった思う。

夕飯の支度(昨日のポトフに具を足しただけ)を挟んで20時15分、今年最初の短編原稿が完成。枚数は昨日【了】をつけた状態から8枚増えてトータル86枚になった。どうしていつも推敲で枚数が増えてしまうのか。
見直して送るのは明日にして、風呂に入ったあと、今日もポトフをつまみにワインを飲む。そして『チェンソーマン』の5・6巻を読む。

チェンソーマン』、中学生くらいの頃に初めて『童夢』や『AKIRA』を読んだ時のような面白さを感じる。これまで読んだことのないタイプの漫画を読んでいる、という感覚で、物凄い絵だし、魅力的なストーリーだと思う。23時半就寝

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