やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

読書と柔道と

5時半に起きて、夫が先日剪定したモッコウバラの枝をさらに細かく切ってゴミ袋にまとめる。それから部活に行く長女を起こしてゴミ捨てしてランニングへ。2kmの林の遊歩道のコースを走ってくる。

中学の部活に顔を出すという次女と1限目から講義の息子は自分で起きてきた。メルマガを書いたあと、Audibleでクリス・ウィタカーの『われら闇より天を見る』を聴きながら洗濯物を干す。それから朝食を済ませ、コーヒーを淹れて読書。『Jミステリー2023 SPRING』白井智之先生の「大きな手の悪魔」を読み始める。

設定からして素晴らし過ぎるのだが、その上作品のモチーフになっている事件が自分の大好きな事件だった。『バカレイドッグス Loser』でこの事件を元にしたエピソードを書いたほどで、関連書籍もいくつか読んでいるのだが、《貴美子》の言動がまさに主犯の女そのものでゾクゾクした。トリックも見事で、どうやってこんな話を考えつくのだろうと白井先生のプロットの作り方が知りたくなった。

昼に買い物に出て、昼食のあとは『われら闇より天を見る』を聴きながら副菜作りと夕飯の下ごしらえをする。それから道着をリュックに詰めてバイクで道場へ。今日は参加者が多く、自分が柔道を始めた頃によく一緒に練習をした女の子(当時中学生だったのが二十歳になっていた)も顔を出していて、久々に乱取りが出来た。他にも小学生や中学生、達人のようなベテランの人と5本近く乱取りをして、充実した稽古が出来た。

買い物して帰宅して夕飯の仕上げ。今日は豚の生姜焼きにした。それときゅうりともやしとサバ缶の和え物と。食後はワインを飲みながら『Jミステリー』今度は阿津川辰海先生の「拾った男」を途中まで読み、疲れたので早めにベッドに入って22時半就寝。

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