やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

インプラント手術を受ける

5時10分起床。お弁当を作って娘達を起こし、ゴミ捨てしてランニングへ。Audibleで三浦しをん先生の『墨のゆらめき』を聴きながら、いつものコースで2.7km走ってくる。『墨のゆらめき』はAudibleで先行配信されたそうで、真面目なホテル従業員の男が風変わりな書家の男と組んで手紙の代筆をするというバディもののようだ。

息子を起こして洗面台の掃除をしてからメルマガを書き、洗濯物を干そうとしたらスタートボタンを押し忘れており、回っていなかった。朝食のあと、やっと洗濯が終わったので干して、急いでコーヒーを飲んで歯磨きと身支度をする。今日は午前中に生まれて初めてのインプラント手術を受けることになっていた。

予約の時間に歯医者に到着。まだ麻酔もしないうちから、これからされることへの緊張で具合が悪くなってくる。最初に施術の流れを説明してもらった上で麻酔を打たれ、効くまで数分待ってからついに手術が始まった。

麻酔をしているので痛みは無いのだが、口を大きく開けなければならず、顎が疲れて痛くなるのが辛かった。そしてドリルで顎の骨に穴を開けられる感覚が、ただただ怖かった。自分の場合、骨が硬くて最初に開けた穴だと狭かったので再度削ることになり、「もしここで削られすぎたら…」と余計に恐ろしい思いをした。

最後に傷を縫われたあと、レントゲンを撮って終了。写真を見せてもらったが、見事に顎にインプラントが埋まっていた。これが2〜3か月経って定着したところで次の処置に入るとのこと。支払いをして化膿止めと痛み止めをもらい、お酒や激しい運動を控えるなどの注意を受けて出る。

スーパーと薬局で買い物して帰宅する途中、バイクの後輪に違和感を覚える。家に着いて確認したところ、どうやらパンクしてしまったようだ。バイクをバイク屋まで押していくのはやや激しい運動に分類されそうだが、バイクに乗れないと困るので頑張って運ぶ。夫がテレワークで家にいたので、坂道を登るのを手伝ってもらった。

親切にも一度帰った夫がバイク屋まで自分のバイクで迎えにきてくれて、それほど運動せずに済んだ。帰宅して、食事は刺激の強いものでなければ普通に食べて良いとのことだったのでうどんを食べてから仕事。9月にポプラ社から発売される『幸せの国殺人事件』の初校ゲラの赤入れをする。

合間にメールの返信をしたり、副菜を作ったりしながら18時まで作業し、パンク修理の終わったバイクを歩いて取りに行く。帰宅して縞ホッケをグリルで焼きながら赤入れをして今日一日で20ページ。全305ページの173ページ目まで進んだ。

焼き上がったホッケと、タコとわかめときゅうりの酢の物で夕飯にする。食後は今週友達と遊ぶ予定なので今やっている展覧会や映画などを調べ、漫画『推しの子』8巻と資料本を読んで23時就寝

※もしこちらの日記を読んで、「こういう日常のことが長々と書かれた文章を7日分、週1ペースで読んでみたい」と思われた方は、お試しで構いませんので、ぜひ無料メールマガジン《やぎのおたより》に読者登録をお願いします。

やぎのおたより 読者登録

バックナンバーは過去14回(約3か月)分まで読むことができます。