やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

『飛んで埼玉』を観る

5時40分に起きて中2息子の朝食を準備。息子が登校したあと、中1長女と小5次女が起きてくるまでメルマガを書く。

朝食後、明日のちらし寿司の下ごしらえ。明日は次女の試合で忙しいので、今日のうちに甘酢レンコンを煮て人参とシイタケを炊き、錦糸卵を作る。

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昼食に残り物の鶏手羽元の煮物を食べて次女を道場に送る。帰宅してしばらく『魔眼の匣の殺人』読んでから、長女を連れてバイクで映画館へ。バイクで次女を迎えに行っていた夫と合流し、4人で『飛んで埼玉』を観る。


『翔んで埼玉』 特報

冒頭から魔夜峰央先生が出てくるのがとても嬉しい。

『飛んで埼玉』は面白かったが、自分が関東出身だったら、より面白かったのではないかと思う。埼玉以上の田舎の青森で育った自分には、伝わりにくいネタがいくつかあった。

例えば埼玉には団地がたくさんあると馬鹿にするニュアンスで言っていたが、自分が幼少時に住んでいた団地はあんな立派なコンクリートの建物ではなく、同じ形の小さな平屋の住宅が並んでいるものだった。コンクリートの団地がたくさんあるのは、むしろ都会に思えてしまう。

帰宅後は帳簿づけをして、夕飯まで寝る。今日は晩ご飯は焼肉だった。ミスジのステーキが大変美味しかった。

夜は『フルーツ宅配便』を観る。覚せい剤に手を出してしまった子持ちの女性の回、嫌な話を書く自分が眉をひそめるほど嫌な話だった。その後、『激レアさん』で気分を直して、ベッドで『魔眼の匣の殺人』読んで寝る。

次女、授業参観

今日で2月が終わる。毎年思うが、2月は何かがおかしい。過ぎるのが早すぎる。

夫と子供達が家を出たあと、新連載のプロットを書く。11時まで作業して、ラストシーンの手前まで書き上げた。

一旦手を止めて夕飯の支度をする。午後が慌ただしいのと、メニューが煮物なので午前中に仕込んだ。

昼食を済ませ、プロットをラストまで仕上げてから次女の授業参観へ。算数の授業のあと、音楽室に移動して卒業式で5年生が演奏する曲を聴く。

次女はシンバルなのだが、思い切り鳴らすように指導されたそうで、リコーダーの音をかき消すほどにうるさかった。
体育館でやるのに音量が必要なのだと聞いたが、うちの娘はパワーで選ばれたのだと思う。

 

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次女、詩を書き写す授業で寺山修司の詩を選んでいた。趣味がよろしい。

授業参観のあとは懇談会で先生や他のお母さんと学校や子供のことを話して、帰宅後、完成したプロットを見直して担当さんに送る。それから来月分の予定をカレンダーに書き込んで、次女を柔道に送り迎えする。

夕飯は鶏手羽元と大根とゆで卵を煮たもの。夜、Amazonプライムビデオで医療ドラマ観ながら確定申告の準備をして寝る。

昇段審査

午前中、『夫の骨』の著者校正をして、軽く昼食を食べてから武道館へ。
今日は昇段審査の日だった。女子の二段の受験者は、自分ともう一人だけで、そのもう一人が、前の道場で一緒に稽古をしていたOLのNさんだった。Nさんは自分とは別の団体で柔道を続けているのだが、最近忙しいと聞いていたので、審査会に来ているとは思わなかった。

二人しかいないので、二人で試合をする。お互い戦い慣れた相手なので、なかなか技が決まらない。
このまま引き分けになってしまうかと思ったが、半分が過ぎたところで自分が強引にかけた体落としでNさんが転び、技有を取った。そのまま抑え込んだが一度逃げられ、でも待てがかかる前に三角返しから上四方固めでもう一度抑え込み、合わせて一本となった。
試合で勝つのは今年になってから初めてで、とても気持ちが良かった。

戦いを終えて、Nさんと近くのハワイアンカフェでパンケーキを食べる。

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お茶をしながら柔道の話や家庭の話、前の道場の知り合いの話など、色々おしゃべりした。
二段への昇段、自分は勝ち点が5ポイント必要だと思っていたが、Nさんに聞いて、それが間違っていたことが判明した。初段は5ポイントだが、二段は6ポイント必要なのだそうだ。
ところが、初段を取ってから3年が経過すると、3ポイント取っただけで二段に昇段できるらしい。自分は今年の10月で3年になるので、それまで待つという手もあることが分かった。

だが、すでに2ポイント取っているので、あと1ポイントで終わってしまうと達成感が足りない気もする。6ポイントに挑戦するか、省エネで3ポイントで終わるか、悩みどころだ。

夕方に帰宅して、校正の続き。今日は51ページ目まで進んだ。夕飯は夫がカキフライを揚げてくれた。食後、『いだてん』観てビール飲んで23時就寝。

バレンタインデー

夫と子供が家を出たあと、バレンタインのデザートにホワイトチョコのチーズムースを作る。それからしばらく資料本を読み、予約の時間になったので美容院へ。

白髪が目立ってきたので、染めて切ってもらう。担当の美容師さん、お子さんに中学受験をさせようと考えているそうで、髪を切りながら受験や進学塾の話など。
帰宅して、午後は資料本を読みながらアイデア出し。ようやく使えそうなネタを思いついた。夕方、次女を柔道に送り迎えして、合間に夕飯の支度をする。

今日は夫が早く帰れたので、家族で夕食。バレンタインデーなので夫と息子の好物のハンバーグを作った。風呂に入ったあと、自分と娘達が作ったデザートをみんなで食べる。

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子供達が寝たあと、ビールを飲みながら録画の『帰れマンデー』の続きを観て23時就寝。

お手軽節分

今日は長女の部活も次女の試合もないので久しぶりにゆっくり寝ていられた。8時に起きて、パンとコーヒーで朝食。自分以外の家族は超超超大盛のペヤング(2142kcal)を4人で分け合って食べていた。

午前中は仕事のことで調べもの。なかなか求めている情報が見つからず、つい関係のないページを読んでしまったりで、時間だけが過ぎる。

昼食は冷蔵庫の残り物で済ませて、食後、夫と長女は買い物へ、自分は息子と次女に手伝わせて部屋の片づけと掃除機がけをする。それから子供用の本棚を整理し、読まなくなった漫画本を古本屋に売りに出かける。

スーパーと薬局で買い物して帰宅し、弁当のおかず作りと夕飯の支度。手巻き寿司の具にする野菜を切り、ツナマヨなど子供用の具を準備する。そのあと、夕方まで新しく入れた健康アプリの使い方を勉強したり。

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夕飯の手巻き寿司は、最初の一巻きを恵方巻として無言で食べて、あとは普通におしゃべりしながら食べる。
風呂に入ったあと、ジャンボパックのおつまみ用の豆の小袋で豆まき。

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夫の提案で今年からこうしてみた(去年までは落花生をまいていた)のだが、後片づけが楽だし、食べたい量を食べられるのが良い。

子供が寝たあとは『Nのために』を観る。ドラマ『今日から俺は』の三橋がエリートサラリーマンの役で出ていて、凄い違和感だけど嬉しかった。

長女、県大会ベスト4

昨日の夕飯はとんかつだった。とんかつ用の肉が安かったのもあるが、今日、中1長女が柔道の県大会に出るからだ(ベタだけれど、勝つように、ということで)
長女は計量があるため、昨晩はあまり食べられなかったが、お弁当にたくさん入れてあげた。

洗濯を済ませてから、自分と夫とそれぞれバイクで武道館に向かう。中2息子は学校があり、小5次女は区の長縄跳び大会に出るため、応援には来れなかった。

40kg級の女子個人戦で、一回戦、長女は2年生を相手に開始10秒で大外刈りで一本勝ちした。

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そして二回戦、今度はシードの1年生と当たり、大外刈りで技有を取ったあと、小外掛けで技有を取り、合わせて一本で二勝し、ベスト4となった。

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県大会は市の大会で勝ち抜いてきた子達と戦うことになるので、正直、一勝できるとも思っていなくて、出られただけでも凄いと考えていた。ベスト4に残るとは、思いもしなかった。
別のブロックには黒帯の子もいたので、対戦相手に恵まれたおかげもあるのだが、本当に大健闘だった。

試合のあと、顧問の先生から、長女が特別昇段で初段になると聞いた。
昇段審査は階級に関係なく戦うことになり、長女のような軽い子が5勝するのはかなり難しいので、それはありがたい。
ただ、実力が足りてないのに初段になってしまうと、それはそれで苦労するだろうから、しっかり強くなってほしいと思う。

試合のあと、夫は買い物へ。自分は次女の縄跳び大会を観に、バイクで45分の距離にある区のスポーツセンターに向かう。途中、雪が降ってきて大変寒かった。
次女を含む学校代表の子達が長縄跳びをするのを応援して、待ち時間に次女に長女の試合のビデオを見せて(「凄い!」と喜んでいた)帰る。

昼食を食べそびれてしまったので、帰宅してからコンビニで買ってきた和風生姜スープを飲んで温まり、それから長女の試合の動画をFacebookにアップする。
夕方まで『IQ』を読んで、長女の帰りを待って夕食。鶏手羽元の甘辛揚げをつまみにビールを飲み、食後にお祝いのケーキを食べる。明日は団体戦で計量がないので、長女もお腹いっぱい食べられた。

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夜は『フルーツ宅配便』を観て、夫とワインを飲みながら、長女の入賞を改めて「良かったね」と話した。本当に嬉しいし、よく頑張ったと思う。

『ジヌよさらば』を観る

午前中は経済学の本を読む。昼前にジムで運動して、スーパーで買い物して帰宅。昼食にレトルトの中華丼を食べたあと、進行中の企画のネームが届いたのでチェックする。

初めて仕事をさせてもらう漫画家さんなのだが、自分のシナリオがこんな漫画になるのか…と感動した。改めて、漫画家さんは偉大だと思う。
キャラクターも魅力的で、シーンの演出も的確で、これは早く世に出てほしい。何より自分が読みたい。
まだ第1話のネームを作っている段階で、企画も会議に通っていないのだが、とてもワクワクしてきた。

展開について相談されたことにアイデアを出して返信し、その後は別の経済学の本を読み始める。これがかなり難解で、理解するのに何度も立ち止まらなければならず、眠くなる。

夕方、次女を道場に送り迎え。車の中で、次女が毎日一緒に登下校している友達がインフルエンザになったと聞く。そして迎えの時にも、同じ道場の子のクラスが学級閉鎖になったと聞いた。とうとう身近なところまできてしまった。

夕飯のあと、Netflixで『ジヌよさらば』を観る。

 原作の『かむろば村へ』は読んでいるのだが、こちらは観るのを忘れていた。
最近、経済学の本を読んでいたので、この作品(金を使わないで生きていく男の話)を思い出して観てみたのだが、面白いのは金がどうとかではなく、人間とエピソードだった。
参考にはならなかったが、映画は楽しめた。

次女、団体戦

今日は県内で次女が柔道の団体戦に出ることになっていて、車で40分ほどの距離にある町に夫と3人で向かう。息子は英検が近いので留守番。長女は部活に出かけた。

低学年、中学年、高学年に分かれ、3人ずつのチームで出る。次女は今回も一番大きいので大将になった。

一戦目、先鋒と中堅の男の子が勝ってくれたので、親としては少し安心して見ていられたが、相手の子は次女よりも大きな女の子で、抑え込まれて負ける。

二戦目は、先鋒は勝ったけど中堅が負けてしまい、かなりプレッシャーのかかる状況での試合になった。

相手は次女より背は低いが、体重のある男の子だった。次女は落ち着いた様子で相手の技を潰し、開始1分くらいで小外掛けで技有を取ったあと、そのまま抑え込んで合わせて一本となった。

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最初の二戦はリーグ戦で、うちのチームは2勝したので、午後から2勝したチーム同士、トーナメントで戦うことになった。2勝するチームなので、やはり大きくて強いところが集まっていて、一回戦で先鋒、中堅、大将の3人ともが負けてしまった。

大将である次女の相手は、体重が60kg以上ある6年生男子で、払い腰できれいに一本取られた。でも、すぐには投げられず、ちゃんと攻めていたので、よく頑張ったと思う。

『来る』を観る

5時50分に起きて中1長女の朝食を準備。部活に送り出したあと、自分も朝食を済ませて洗濯をする。

今日は父の誕生日だったので、おめでとうのメッセージを送った。その返信で、父が70歳になったことに気づく。古希ってお祝いするものだったかもしれない。年齢のことを完全に忘れていた。

午前中、日記を書いてメルマガを書き、昼食のあと配信予約をする。それから長女の冬休みの宿題で、職業インタビューというのがあり、漫画原作者として色々質問される。

漫画の単行本、昨年でやっと10冊に届いたことが分かった。今年は何冊出せるだろうか。多分、1冊は出ると思うのだが。

宿題に協力したあとは仕事始め。『傀儡の檻 インダクション・ゲーム』の第4話のシナリオを書き始める。いきなりシナリオを書いてしまったが、書きながらもう少し流れを固めた方がいいと気づき、一旦プロットを書く。

『傀儡の檻…』は、企画の段階で物語全体のラストまでプロットを仕上げてあるのだが、1話ごとの構成まではしていない。なのでシナリオにする時に、バランスを考えてホラー演出を入れたり、エピソードを足したりしている。

夕方、岡山から帰った夫と中2息子、小5次女を駅まで迎えに行き、家族で夕飯に豚しゃぶを食べる。それから子供達に風呂に入って寝るように言い、夫と映画へ。

ホラーを書くためのインプットとして、レイトショーで『来る』を観た。

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伊集院さんのラジオで知って、面白そうだと思ったが、始まって間もなく、以前読んで怖かった『ぼぎわんが、来る』が原作だと分かる。 

 内容をほど良く忘れていたおかげで、最初から最後まで、とても楽しめた。ラストのカオスな雰囲気も好みだった。
『ずうのめ人形』も、ぜひ続編として映画化してほしい。 

ずうのめ人形 比嘉姉妹シリーズ (角川ホラー文庫)

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