やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

ハロウィンのカボチャプリン

ハロウィンは明日なので、カボチャのお菓子を作るのは明日で良いと考えていた。しかしTwitterで加藤先生が次々と素敵なハロウィンの手作りスイーツの写真をアップしているのを見てhttps://twitter.com/yagyuruto、何を作ろうかとネットでレシピを調べるうちに「娘達の明日のお弁当のデザートにカボチャのお菓子を入れてあげたら喜ぶのでは?」と思いつき、カボチャプリンを作ることにした。
カボチャは事前に安売りしていたのを買ってあったし、あとは牛乳と卵と砂糖があればレシピの材料は揃う。思いついて作り始めたのが夕食後のことで、洗い物をしたり子供を風呂に入れたりと慌ただしかったが、何とか子供が寝る前に材料をカップに入れてオーブンに入れることが出来た。
で、レシピ通り110℃のオーブンで40分加熱してから取り出してみたのだが、プリンが全く固まっていない。これは何か失敗したようだと作業工程を思い返してみると、固めるためには不可欠の材料である卵を入れるのを忘れていた。それじゃ固まらなくて当然だ。
しかし、ここで諦めたら負けである。失敗を挽回すべく、入れるはずだった分量の卵を溶き卵にしてそれぞれのカップに注ぎ足し、箸でかき混ぜてから再びオーブンに入れて加熱。そして……

このように見事にカボチャプリンが完成した。
カップによっては表面しか固まっていないものもあったので再加熱するなどして、それでもどうしても固まらなかったやつは「これは“とろけるプリン”だ」と自分に言い聞かせることで納得した。
ちなみに翌日、お弁当のデザートとして入れたカボチャプリンはなぜか娘達に不評で、半分以上食べ残された状態で戻って来た。悲しかった。