やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

Clubhouse始めました

7時半にゆっくり起きて、自宅でオンラインのテストと授業を受ける中3長女を起こす。洗濯して朝食のあと、最近話題になっているClubhouseというSNSを始めてみたくなり、やり方を調べた。

自分の周囲にやっている人がいるか分からなかったので、ひとまずアプリをダウンロードして承認待ちをするという方法にチャレンジしてみる。すると付き合いのある編集者さんが気づいて承認してくれて、割りとスムーズに始めることができた。 

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英語のアプリなので翻訳サイトで説明を翻訳しながら登録を進め、おすすめとして上がってきた人の中からTwitterでフォローしている人や出版業界の人、作家さんなどをフォローする。そのあと、Clubhouseについて解説している記事を読んで使い方を勉強する。 

午前中にカーペットや布団など、ロフトで場所を取っている不要品の整理。捨てるものを決めて粗大ごみの申し込みをした。それからメルマガを書き、近所のスーパーで買い物してくる。

 帰宅して残り物のおかずで昼食を済ませ、Clubhouseで漫画家さん達の会話を聞きながら副菜やお弁当のおかずを作る。そしてトイレを掃除して筋トレをする。普段はradikoでラジオを聴きながら家事や筋トレをしているのだが、Clubhouseはそれと似たような感覚で聴けて、そしてラジオの出演者よりも近しい人の話を聴いているように思える。

家事を終えたあとはNetflixで『クイーンズ・ギャンビット』の第4話を観て、それから『マリアンヌ―呪われた物語―』の最終話を観る。『マリアンヌ』、結末も好みで、とても満足のいくホラーだった。 

夕飯は夫が《かつや》で持ち帰りのカツ丼(期間限定の牛カツと牛焼肉の合い盛り丼が美味しかった)を買ってきてくれたのを食べながら家族で『岸辺露伴は動かない』の第3話を観る。「D.N.A」という話、良い話のように終わっているが、自分はかなりホラーな話に思えた。

ミザリー (文春文庫)

ミザリー (文春文庫)

 

 夜は『クイーンズ・ギャンビット』の第5話を観ながらワインを飲み、スティーヴン・キングの『ミザリー』を読んでClubhouseで編集者さんやゲーム作家の人達の話を聴いて23時就寝。

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『STORY LIVE』配信チケット販売開始

作家が書いた小説を声優さんが朗読する講談社主催の『STORY LIVE』に参加させていただきました。

hall.mixalive.jp

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自分が書き下ろしさせていただいた「天神がえり」というホラー掌編を、声優の徳井青空さんが朗読してくださいます。

配信は2/15(月)21時からで、配信チケットが本日発売となりました。
価格は1,650円、1か月間の見逃し配信有りとのことです。
こちらのリンクからお買い求めいただけます↓

チケット予約・販売・購入サービス - イベント・公演情報

お話をいただいた時、朗読を前提とした小説など書いたことがなかったので上手く書けるか不安だったのですが、自分が作家になる以前からずっと大ファンだった三津田信三先生も書いておられると聞いて、絶対にお仕事をさせていただこうと決めました。
実際に書いてみると、朗読になった時の怖さを想像しながらセリフや描写を考えるのは非常に楽しかったです。

書き上げた時点では担当の声優さんは決まっていなかったのですが、その後、徳井青空さんが読んでくださると伺って驚きました。あまり声優さんに詳しくない自分が珍しく、お名前とお声を知っている方だったからです。

いつも聴いているTBSラジオで音声ガイドアプリ《33Tab ミミタブ》の徳井青空さんの番組のCMが流れていて、しかもそれが月刊ムーの編集長とオカルトスポットを巡る『徳井青空のオカルト探検倶楽部』という、物凄く気になっていた番組だったのです。

33tab.jp

そんな徳井青空さんに自分が書いた小説を読んでいただけるなんて、とてもご縁を感じて嬉しいです。そして自分の書いた小説の語り手は《子供》なので、徳井青空さんの声で読んでいただくとめちゃめちゃ怖いと思います。

ぜひ多くの方にライブをご視聴いただいて、怖がっていただきたいです。
皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

『Mother Murder』連載スタート

本日発売の光文社の電子ミステリー誌『ジャーロ』74号より、初めて小説の連載をさせていただくことになりました。

giallo-web.jp

『Mother Murder マザー・マーダー』というシリーズの連作短編ミステリーで、第一話の「永い祈り」が掲載されています。ちなみに連作短編という形式で小説を書くのも初めてです。

 『Mother Murder』なんて英語のタイトルをつけるのも初めてなのですが、綾辻行人先生の『Another』みたいでカッコいいので気に入っています。最初は『母親殺し』というタイトルだったのですが、あんまりだったので英語にしてみました。その不穏なタイトルに見合った、不穏な親子をめぐるお話です。

一話目の「永い祈り」は、不穏な親子のご近所さんになってしまった1歳の娘を持つ母親が主人公となっております。一話毎に色んな人物の視点からその《親子》を掘り下げていければと考えています。
挿絵はイラストレーターの夜久かおりさんに描いていただきました。温かい、でも不思議な雰囲気のある絵で、とても素敵です。
ジャーロ』は今号から隔月刊になるので、第二話は3月発売号に掲載予定です。

ミステリー好きにはきっと楽しんでいただける内容ですので、ぜひ多くの方に読んでいただければと思います。よろしくお願いいたします。

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今年初の原稿を書き上げる

5時20分に起きて弁当を作り、子供達を起こしてメルマガを書く。学校のプリントを片づけたあと、筋トレして洗濯と朝食。コーヒーを淹れてから仕事を始める。

今書いている連作短編の連載の第2話。医療現場のシーンがあり、自分で調べても分からなかった部分を確認するため、元看護師の実家の母に電話をした。病院の●●について教えてほしい、と尋ねると、すぐに「病院の規模は?」と返ってくる。確かに病院の規模によって仕事の内容やスタッフの配置が全然違うらしいので、まずそこを最初に確認してくるあたりが我が母ながら《出来る人》だと思う。母には『バカレイドッグス』シリーズでも何かとお世話になった。 

母に取材したことにより、自分の記述があまり現実的じゃなかったことが分かり、その修正をしつつ推敲をしていく。

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昼食はインスタントのグリーンカレーヌードル。食後、歩いて近所のスーパーまで行き、買い物してくる。

午後も延々と推敲しながら加筆と修正。心理描写が足りなかった部分、丁寧にしたことでキャラクターが深く、強くなった。それからラストもより説得力のあるシーンにできて、いい作品に仕上がった思う。

夕飯の支度(昨日のポトフに具を足しただけ)を挟んで20時15分、今年最初の短編原稿が完成。枚数は昨日【了】をつけた状態から8枚増えてトータル86枚になった。どうしていつも推敲で枚数が増えてしまうのか。
見直して送るのは明日にして、風呂に入ったあと、今日もポトフをつまみにワインを飲む。そして『チェンソーマン』の5・6巻を読む。

チェンソーマン』、中学生くらいの頃に初めて『童夢』や『AKIRA』を読んだ時のような面白さを感じる。これまで読んだことのないタイプの漫画を読んでいる、という感覚で、物凄い絵だし、魅力的なストーリーだと思う。23時半就寝

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『書くことについて』を読む

6時50分起床。塾の講習に行く中3長女を起こし、ごみ捨てをする。洗濯して朝食のあと『怪談ルゥプ』の更新日なので告知をして、起きてきた高1息子と英単語の勉強法について話をする。昨日のオンライン模試で英語だけ点数が低く、それがどうやら単語力が足りないせいらしいのだ。

英単語の勉強はコツコツ時間をかけて頑張る意外に方法がないようで、勉強を継続できるように《継続する技術》というアプリを自分も一緒にインストールした。息子は英単語の勉強、自分は時々サボってしまう筋トレを30日間続けることにする。

そのあとは昨日から読んでいるスティーヴン・キングの『書くことについて』を読む。

書くことについて (小学館文庫)

書くことについて (小学館文庫)

 

昼前に近所のスーパー(三連休このスーパー以外に外出していない)で買い物してきて昼食にグリーンカレーヌードルを食べ、その後もずっと『書くことについて』を読み続け、16時に読了。

f:id:ieyagi:20210111161417j:plain本編の部分、線を引く箇所がいくつもあって、こんなふうに付箋だらけになるほど価値のある内容だった。だが「後書き」がさらに最高だった。
この本を読めて良かったし、スティーヴン・キングと同じ時代に生きることができて良かった。そして物語を書くことを仕事にできて良かった。そんなすべてのことに感謝したくなるような本だった。

f:id:ieyagi:20210116161516j:plain中1次女と夫がサーターアンダギー(紅芋味)を揚げてくれたのでおやつに食べて、夕方まで仕事。木曜に漫画原作の新企画の打ち合わせがあるので、その準備に企画書を作る。それからメルマガを書く。

夕食は焼肉とビール。食べる前に思い出して筋トレをした。洗い物をしたあと、明日のスケジュールを立ててワインを飲みながら怪談本を読み、23時就寝

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年に一度の七草おにぎり

5時20分に起きて弁当を作り、子供達を起こす。今日のスケジュールを立ててメルマガを書き、洗濯してから朝食。

コーヒー淹れて今日も連作短編のアイデア出し。アイデアノートやミステリー本をめくりながら、シチュエーションや単語など、断片を書き出していく。物語の大体の形は決まっていて、あと一歩面白くしたいというところなのだが、ちょうどいいアイデアは浮かばなかった。

スーパーと薬局で買い物してきて、学校のプリントと古紙の片づけ、筋トレをしてから昼食。昨日の残りの豚生姜焼きを食べる。そのあとまたアイデア出しをしていたら、今まで上手く生かせなかったシチュエーションの別のバリエーションを考えついた。

そこからアイデアが広がり、元々のプロットとは全く違う結末になるが、これは面白い、と思えるものが頭の中に出来上がる。文章化しながらドラマの部分を補強して、ようやくこれで書けそうなプロットが完成した。

仕事を終えて夕飯の支度。毎年この日にしか作らない七草おにぎり(刻んだ七草と鯖缶を炒めて味付けしたものをご飯と混ぜる)を作る。それと豚汁と酢の物とおせちの残りの黒豆と。

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ついに緊急事態宣言が出たが、子供達の生活にはそこまでは影響がないようで、それだけは良かった。だが試合が中止になったり部活の練習が減ったりと残念なこともある。早く普通の生活に戻ってほしい。
夕食のあとは長女の受験関係の書類を記入して明日の準備をして、資料用のアニメを観て長編ミステリーの続きを読んで23時就寝。

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新年のご挨拶

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本年も矢樹純の作品をどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は小説ではミステリー短編集『妻は忘れない』、漫画原作では『バカレイドッグスLoser』2〜4巻、『怪談ルゥプ』1〜2巻、『リモート・パラサイト』上下巻と、電子と紙を合わせて8冊の本を出すことができました。

妻は忘れない(新潮文庫)

妻は忘れない(新潮文庫)

 
怪談ルゥプ(1) (GANMA!)

怪談ルゥプ(1) (GANMA!)

 

そして2019年に出版されたミステリー短編集『夫の骨』(祥伝社文庫)の表題作が第73回日本推理作家協会賞短編部門を受賞しました。

yagijun.hatenablog.com

また『バカレイドッグスLoser』が12/30の更新で最終回となり、旧シリーズから続いた犬童医院をめぐる物語を最後まで書き切ることができました。

2021年は初めての小説の連載が始まる予定で、おそらく漫画原作の仕事よりも小説の仕事の方が多くなるという作家として大きな変化の年になると思います。

漫画原作でも、小説でも、現在の自分の精一杯の面白い作品をお届けできるよう今年も頑張ってまいります。どうか多くの方に楽しんでいただけますように。

大晦日

7時起床。洗濯してから子供達を起こし、今日もコーヒーと工藤パンイギリストーストとりんごの朝食。そのあと、おせちの準備を始める。

実家の母が黒豆を送ってくれたので、自分はだし巻き卵だけを作った。あとは買ってあったかまぼこや伊達巻、ハムや昆布巻きなどの食材を、重箱がないのでタッパーに詰めていく。

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1時間半かけて3つのタッパーに14種類の食材を詰め終わる。詰めるだけなら楽だと思っていたのだが、不器用な人間には切ってきれいに並べるというのが難しく、普段のお弁当作りの何倍も大変な作業だった

そのあとは日記とメルマガを書いて、子供達を連れて歩いて近所のスーパーへ。明日から2日間スーパーが休みになってしまうので、牛乳や子供のおやつ、ワインやビールなど切らしてはいけないものを買ってくる。

昼食はシチューや鍋の残りで済ませて、そのあとは洗い物してシンクの掃除をし、正月はごみの回収がないので生ごみをまとめておく。帰省しない年末年始は今までより断然やることが多くて、すでに疲れてきた。

家事を片づけたあとは夕飯の準備を早めに終えて夕方まで読書。蝉谷めぐ実さんの『化け者心中』を読み始める。

化け者心中 (角川書店単行本)

化け者心中 (角川書店単行本)

 

早めに風呂に入って、18時半から蟹と寄せ鍋と刺身で年越し。『笑ってはいけない』と紅白を交互に観ながら、日本酒とビールとワインを飲む。

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紅白、酔っていたせいもあるのかもしれないが、今年はやけに歌詞が心に沁みた。『ゆく年くる年』が始まったところで年越しそばを準備して、そばを食べながら新年を迎える。

洗い物を終えて、歯を磨きながらさだまさしが遅刻して困っている番組を眺め、ベッドで『化け者心中』を少し読んで1時就寝。

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クリスマスイブ

5時20分に起きて今年最後の弁当を作る。子供達を起こして洗濯機を回し、ここ何日か溜めてしまったメルマガをまとめて書く。

洗濯物を干して朝食のあと、少しだけ資料読みとアイデア出しをして、身支度して家を出る。クリスマスケーキ、受付期間を過ぎていて予約が出来なかったので、開店と同時にケーキ屋に買いに行った。すでに行列ができていたが、無事に子供達の希望のケーキを買うことができた。

そのあと薬局とスーパーで買い物をしたのだが、薬局の食品コーナーにかまぼこや伊達巻、数の子や昆布巻きやハムなど、お正月用の食材が並んでいるのを見つけた。ちょうど薬局のポイントが何千円分か貯まっており、もう面倒なのでポイントで買ってしまった。これらをタッパーに詰めておせちにすることにしよう。

クリスマスイブなので買うものが多く、昼過ぎに帰宅。子供達のプレゼントを家にあった包装紙や袋を使ってラッピングする。ハッシュドビーフの残りで昼食を済ませ、実家から子供達のお年玉が書留で届いたのでお礼の電話をする。そのあと『天国大魔境』を読んで一休みしてから、クリスマス料理の準備を始める。

昨日下味をつけておいた鶏手羽元をフライパンで焼いてからオーブンに並べ、サラダの準備をする。自分的には高級食材であるカリフラワー(ブロッコリーの倍近い値段)とタコとスモークサーモンのサラダと生ハムのサラダの2種類を作った。

ある程度まで仕上げてからまた少し仕事をして、夕方、子供達が帰ったところで再び台所へ戻る。市販のピザ生地にウインナーとじゃがいも、きんぴらごぼうやシーフードミックスをトッピングしたものをオーブンレンジで焼き、同時にクッキングヒーターのオーブンで手羽元を仕上げる。 

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焼いている間にスーパーで買ったちょっといいローストビーフを皿に盛ってクリスマスイブの晩ご飯が完成。子供達に手伝わせて料理や皿をテーブルに並べ、ビールとジュースで乾杯。録画のM-1を観ながら美味しいものをお腹いっぱい食べる。

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食べ終わったあとは順番に風呂に入ってからケーキを出してプレゼント(次女は部活用のバッグ、息子と長女は『今日から俺は!!』の文庫版11〜18巻)を渡す。

それからジェーン・スーさんのラジオで知った《ワードウルフ》というゲームをして盛り上がり、子供達が寝たあと洗い物をして資料のアニメを観て23時半就寝。

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次女の試合と夫の誕生日と

高1息子の学校が休校のため、いつもより遅く6時に起きると中1次女が先に起きていた。今日は中学生柔道の市の新人戦があり、次女はこれが中学に入って初めての試合だった。

試合に向かう次女を送り出したあと、ごみ捨てして洗濯をする。それから今日、第二志望の高校の学校説明会に行く中3長女を起こす。説明会には夫が付き添ってくれたので、朝食のあとはコーヒーを淹れ、昨日ランキング本でチェックして買ったミステリー短編集を読み始める。

しばらく読書をして、スーパーが開く時間に買い物へ。今日は夫の誕生日で、夫の好物のポテトサラダを作るために材料を買ってきた。帰宅してさっそく作り始める。ポテトサラダは夫だけでなく子供も大好物で、いつも凄い勢いで無くなるためじゃがいも20個以上を使って大量に作った。自分のレシピはじゃがいもの他にきゅうり、人参、ウインナー、ゆで卵、りんごと具沢山なので、一時間半も台所に立ちっぱなしだった。

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労働を終えたあとは息子と一緒に昼食。息子はチャーハンの素を作って一人分のチャーハンを自分で作って食べ、自分は冷蔵庫の残り物を食べた。その後、読書をしていると試合を終えて次女が帰宅する。

試合の結果を聞くと、なんと個人戦で優勝したとのこと。2年生と1年以上の柔道経験のある1年生しか出られない大会で、次女の階級は7人が出場していた。一回戦の対戦相手は2年生。勝っても二回戦では小学校時代の試合では負けていた強い道場の子と当たるので、正直勝ち進めるとは思っていなかった。

しかもオール立ち技の一本勝ちで優勝したとのことで、我が娘ながら凄い!と驚くとともに、めちゃめちゃ嬉しかった。

次女が道場の先生にも報告したいと言い、次女を連れて久しぶりに道場に行った。先生もとても喜んで褒めてくれた。

夕方に帰宅。ジムに行っていた夫の帰りを待って誕生日の晩餐を始める。メニューはステーキとほうれん草と自家製椎茸(冷凍してあった)のソテーとポテトサラダと。 

食べ終わったあと、次女が昨日のうちに焼いたチーズケーキを食べながら誕生会。自分と子供達からそれぞれプレゼントを渡す。

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息子からはテレワークになった夫が足元が寒いと言っていたのでボア付きのスリッパ、長女はハーゲンダッツのアイス2個、自分は数年前に脳出血で亡くなった浪曲師の国本武春さんのDVDとコールマンのワゴンの引換券。

そして最後に次女が「チーズケーキの他にもう一つプレゼントがあるよ」と、夫の首に金メダルをかけた。これをやるために誕生会まで試合の結果を夫に内緒にしていたのだ。

夫も自分と同じく頑張っても二回戦で負けると思っていたので、このサプライズにとても喜んでいた。良い誕生会になって良かった。

そのあとワインを飲みながら国本武春DVDを鑑賞していたのだが、ここでさらに奇跡が起こった。夫は国本武春さんの浪曲が好きで、生きている間に一度だけ生で公演を聴いたことがあるのだが、自分の買ったDVDに収録されている2007年7月14日の公演が、まさに夫が聴きに行った日のものだったのだ。

次女の優勝と、13年前に聴いた公演の映像と。夫にいいものがプレゼントできて良かった。DVDのあとは録画の『ザ・ノンフィクション』を観て1時就寝。

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